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テレワークで集中できない方必見。運動を取り入れて効率アップ!

リモートワーク

リモートワークは、どこででも仕事ができる利便性や移動の労力やコストを削減できるメリットがあります。

しかし、その一方で生産性や作業効率が低下するリスクが指摘されています。
実際にリモートワークで働く人からも集中できないという声があります。

リモートワークで集中できない原因と対処法、効率アップのための運動のとりいれ方などを紹介します。

この記事を読んで欲しい人
・リモートワークの生産性に課題を抱えているベンチャー、中小企業の経営者、マネージャー
・リモートワークに集中できないとお悩みのビジネスパーソン

リモートワークで集中できないと感じている人が約98%

テレワーク中の男女300名を対象に行ったインターネットアンケート(株式会社ネクストレベル、本社:神奈川県横浜市)では、97.7%が「集中力が下がった」と回答しています。
人間の集中力は永続的なものではありませんので、どこかで下がるのは当然ですが、このアンケートの回答者からは、

「ついスマホやテレビを見てしまう(60.0%)」
「私生活とのメリハリがつきにくい(54.7%)」
「やる気が出ずダラダラしてしまう(44.3%)」
「人の目がないので、緊張感がない(39.7%)」

など、在宅リモートワーク特有の原因があげられています。

 リモートワーカーはさまざまな効率アップの対策を試しており、効果には個人差がありますが、定期的なストレッチや立って作業をするなど、体を動かすと効果があるという意見も多く集まっています、

 出典:98%がテレワーク中の集中力低下を経験!アンケート対象の300人が実践し効果を感じた“集中力アップ”対策とは?(株式会社ネクストレベル)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000032757.html

 

リモートワークに集中できない原因

在宅でのリモートワークでは、オフィスワークとの違いが集中できない原因となる場合が多いです。
可能な範囲で改善していけば、より集中しやすくなります。

 

(1)リモートワークする環境が整っていない(在宅環境)

仕事を始めるときに集中力が高い状態であるケースは稀で、一般的には仕事を続けるうちに集中力が高まっていきます。自宅はオフィスワークと比較すると仕事に集中しづらい、もしくは集中が途切れやすくなる要素が多いと言えます。

<在宅リモートワークで仕事に集中しづらい原因の例>

・仕事用のデスクや椅子でないため作業効率があがらない。

・仕事に関係ないものが目に入って気が散りやすい。

・家族やペット、宅配便など仕事が中断する要素が多い。

 >リモートワークでやる気が出ない原因を知りたい方はこちら
関連記事:リモートワークはやる気が低下する?その原因と今すぐできる対策https://brst.work/column/remotework-11/

 

(2)リモートワークする環境が整っていない(システム)

コロナ禍でのリモートワークは準備不足の状態で始まり、後追いでルールやシステムを整備した会社も多いです。
その結果、仕事に必要な資料のデジタル化が遅れたり、業務フローが合理的でなかったりと仕事をスムーズに進められないこともあったようです。

こうした仕事の中断は、集中できない原因になります。

 また、パソコンや自宅のインターネット回線のスペック不足でスムーズに仕事ができない、リモートワーク用のツールやデータへのアクセスに不慣れである、といったことが原因で集中できない場合もあります。

また、わからないことなどを気軽に相談できないために、仕事が中断してしまうこともあります。

 

(3)ストレスや疲労が蓄積している

ストレスや疲労が蓄積していると、どうしても集中しづらくなります。
自宅でのリモートワークは運動不足や生活のリズムを乱す傾向があります。

それらはストレスになりますし、仕事とプライベートの切り換えがうまくできず、心身が休まらなくなるケースもあります。

 

リモートワークに集中できない人の特徴

(1)もともと集中するのが苦手

運動神経に個人差があるように、もともと集中するのが苦手な人もいます。

集中するのが苦手なタイプはさまざまですが、傾向としては整理整頓や計画的に物事を進めることが苦手な人が多いようです。

苦手だからダメということではなく、やり方や慣れによって集中できるようになると言われています。

自分自身や部下に思いあたる部分がある場合は、仕事の進め方を工夫してみてはいかがでしょうか。

 

(2)指示がないと仕事を進められない

リモートワークは自律して仕事を進められる人に向いたワークスタイルです。

指示を受けながらでないと仕事を進められないと中断する時間が多くなり、集中しづらくなります。また、すぐに相談できない環境に強い不安やストレスを感じる人もいるようです。

チャットツールなど、リモートワークでも気軽にコミュニケーションをとれる便利なツールも増えています。

 

(3)体やメンタルに不調がある

病気とは言えないほどの体調不良や睡眠不足も集中力に影響します。

リモートワークで生活のリズムが崩れたときに影響が出やすいのが、睡眠不足や睡眠の質の低下です。

睡眠不足で脳が疲労していると、なかなか集中できなかったり、すぐに集中が途切れてしまったりします。

 

リモートワークに集中できないときの対処法

集中できるかどうかはその日の体調やメンタル、仕事内容や天気に左右される場合もあります。

仕事環境などの根本的な原因を解消できればベストですが、それが難しい場合でもすぐできる対処法で集中力を高めることができます。

 

(1)リモートワークの仕事環境を改善する

個人でデスクや椅子を買い替えるのは負担が大きいですが、リモートワークで使用する家具やインターネット回線などの費用もしくは一部を会社が負担するケースもあります。
会社に相談してみるとよいでしょう。
デスク周りから集中の妨げになるものが目に入らないよう、片づけるだけでも気が散らなくなります。

>リモートワークの環境改善や作業効率化にも役立つサービスを知りたい方はこちら
関連記事:リモートワーク中の社員を支援する福利厚生サービス5選https://brst.work/column/remotework-8/

 

(2)体調を整える

リモートワークが始まって以来、目覚めがスッキリしないとか何となくだるいなど、体調がすぐれない人も多いと思います。

原因はリモートワークによる運動不足や生活リズムの乱れであることが多いですが、生活習慣病につながる可能性もありますので放置しないほうがよいです。

通勤や外出が減っていた分、意識的に体を動かさなければ運動不足になっているのは当然です。適度な運動と質の良い睡眠、栄養バランスのよい食事を心がけ、体調を整えましょう。

 

(3)こまめにリフレッシュして集中力を取り戻す

集中力の維持について、中学生の英語学習で60分間続けて学習するよりも、15分×3回+休憩15分のサイクルで学習したグループが良い成績をおさめたという結果が出ています。

成人であるビジネスパーソンと中学生をまったく同じに考えることはできませんが、集中して仕事をしたら休憩をとり、疲労をリセットしなければ、集中力が低下していくという点は変わらないでしょう。

質のよい集中を持続するには、効果的なリフレッシュが必要なのです。

 リフレッシュする方法は人それぞれですが、リモートワークでは座った状態で仕事を続けていますので、休憩するときは席を離れるようにして、気持ちと体の両方をリセットしましょう。また、パソコン作業による目の疲れもありますので、パソコンやスマホから目を離して外の空気を吸ったり、遠くを眺めたりするのもよいでしょう。

参考:集中力の維持と長期的な学習効果につながる方法(東京大学・池谷裕二教授の見解)http://www.asahi.com/ad/15minutes/article_02.html

 

運動でリモートワークを効率アップする方法

リモートワーク中のリフレッシュとしておすすめしたいのがストレッチや散歩など、体を動かすことです。

同じ体勢で仕事を続けていると、知らず知らずのうちに体の一部に負担がかかり、血流などの代謝機能も滞ります。

定期的に体を動かすことで、疲労回復や脳の活性化などの効果が期待できます。

 たとえば、タスクが完了したときや1~2時間ごとに5~10分ほどの軽いストレッチをするなど、体を動かすタイミングを決めて行うとよいでしょう。

昼食の前後に筋トレなどの長めの運動や散歩をするのもよい気分転換になります。

 オンラインウェルネスBRSTでは、ストレッチなどの3~10分程度の動画を豊富に揃えています。

法人プランでは、いつでも何回でも視聴できます。リモートワークの合間に行えば、効率よくリフレッシュできます。

<オンラインウェルネスBRSTの動画セッションの例>

・3分で腰のだるさ解消ストレッチ

・デスクワークによる猫背を緩めるストレッチダンス

・座りっぱなしで固まった下半身に効くスクワットダンス

 

リモートワークに運動をとり入れて“集中できない”を回避!

リモートワーク中に限らず、仕事の合間に運動をとりいれると集中力をリフレッシュできます。
リモートワーク特有の集中できない原因もありますが、そもそも人間の脳はそれほど長時間の集中ができる構造ではなく、大人でも集中力を持続できるのは90分くらいが限度と言われています。

だからこそ、運動により脳を活性化することが生産性向上には効果的です。
特にリモートワーク中は身体活動量が低下する傾向がありますので、会社の取り組みとして、仕事の合間に体を動かす習慣をつくることをお奨めします。
オンラインウェルネスなら、ワークスタイルと関係なく会社全体で取り組めます。

会社の皆さんが一緒に参加することで、もう一つの課題であるリモートワーカーの孤立も予防できます。
オンラインウェルネスBRSTの法人プランには、四半期ごとにオリジナルのワークショップを企画、実施するサービスが含まれています。
会社行事として活用していただくこともできます。

職種や部署の垣根を超えたコミュニケーションの機会や組織の活性化のきっかけづくりにいかがでしょうか。

 

BRST COLUMN編集チーム Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心にアニメ・マンガ、車から美容・健康まで対応!コロナ禍での運動不足から、ウェルネス習慣、おうちフィットネスへの関心が爆上がり中。