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リモートワークで陥りがちな運動不足。 日常生活で実践できる解消法をご紹介

リモートワーク

新型コロナウィルスが確認されてから2年以上もの年月が流れ
さまざまな変異株が発見されました。
現在(2022/3/10現在)は、デルタ株に続いてオミクロン株が世界的に大流行しています。

新型コロナウィルスをきっかけに、さまざまな感染防止対策が提案され
新しい働き方が定着しています。
テレワーク当たり前の社会へと変わりつつある中
出勤する機会が減少し在宅勤務やオンライン会議に慣れてきた影響で、日々の運動不足に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
今回は、日常生活で実践できる運動不足の解消法を、1日の活動基準をベースにご紹介していきます。

運動不足の現状

日本だけではなく世界的にも運動不足が問題視されています。
14億人ものひとが運動不足とされ
心血管疾患、2型糖尿病、がん、認知症などの危険性が高まっているという調査結果を、世界保健機関(WHO)が発表しています。

さらに、コロナの影響で在宅勤務が増えており、1日3000歩未満が3割にもなり
運動不足に悩まされている人たちが急増しているのが現状です。

厚労省が「健康21」で目標と掲げている1日の目標歩数は
男性で9200歩、女性で8300歩とされています。

企業としても健康経営に注目が集まり
従業員の健康を意識する経営者が増えています。
テレワークの働き方で陥りがちな運動不足の解消が健康経営にとって大切な要素と言えるでしょう。

 

まずは、運動不足のチェックから始めてみましょう!

□体を動かすのがしんどい
□寝起きが悪く、動き出すまでに時間がかかる
□エスカレーターやエレベーターばかり使い階段を使わない
□少し階段を使っただけでも息が切れる
□少し歩くだけでも苦痛に感じる
□疲れやすく夕方や夜まで体力が持たない
□いつも疲れている
□休日は、外出せず家でゴロゴロしている
□体重を気にしなくなった
□運動する時間を確保できない

チェック項目に当てはまる症状が二つ以上ある方は注意が必要です。
運動不足の可能性があります。
もし、ふたつ以上あてはまる方は、運動不足を少しでも解消するために
日々の生活に運動を取り入れていきましょう。

 

運動不足を解決するために

厚労省の「健康づくりのための身体活動基準2013」を参考に一日に必要な運動量を学んでいきましょう!

 日常生活を営む上で必要な労働や家事にともなう活動を「生活活動」として「運動」と「生活活動」を含めた人が体を動かすことを「身体活動」としています。

そして、健康づくりのために必要なのは、運動指導ではなく、身体活動支援が重要だと言えるでしょう。

 

身体活動量の基準と内容

日本人の15歳以上の平均歩数が1,000歩減少したことが問題とされていましたが
コロナの影響でますます歩くことが減り運動不足が深刻なものとなっています。

運動不足だからといって、全く運動していない人に運動をしろといっても無理な話ですが
スポーツを始めることを意識するのではなく、日常生活の中に、体を動かすことを取り入れていくことが結果的に健康的な体を手に入れる近道となります。

 「健康づくりのための身体活動基準2013」では、運動強度をMETs(めっつ)という単位を用いて表現し、一日に必要な運動量をわかりやすく説明しています。

安静時(静かに座っている状態)を1とした場合と比較して何倍のエネルギーを消費したか活動の強度を表しています。

 (例)
3METs:歩く、掃除機をかける、洗車する、子どもと遊ぶ、軽い筋トレ、
4METs:やや速足、ゴルフ(ラウンド)、自転車通勤、階段をゆっくり上がるなど
6METs:ウェイトトレーニング(高強度)、ジョギングと歩行の組み合わせ(ジョギングは10分以下)、バスケットボール、スイミング:ゆっくりしたストローク
※METs(めっつ)は、1〜15まであります。

 基準値
18-64歳の身体活動(生活活動・運動)の基準
■強度が3 METs以上の身体活動を23 METs・時/週行う。
具体的には歩行又はそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分以上行う。

65歳以上の身体活動(生活活動・運動)の基準
■強度を問わず、身体活動を10 METs・時/週行う。
具体的には横になったままや座ったままにならなければどんな動きでもよいので、身体活動を毎日40分行う。

 

性・年代別の体力:全身持久力の基準

男性
18−39歳:11.0 METs
40−59歳:10.0 METs
60-69歳:9.0 METs

 女性
18−39歳:9.5 METs
40−59歳:8.5 METs
60−69歳:7.5 METs

 こちらのMETsの値を参考に、日常の生活に取り入れられる簡単な運動を始めてみてはいかがでしょうか!?

過度な運動ですぐに辞めてしまうのではなく、簡単に続けられる運動を継続的に続けることが大切だと言えます。

 厚生労働省の「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」

今よりも10分多く体を動かすことを「プラス10」と言い呼びかけています。
わずか10分でもメタボリックシンドロームの改善や生活習慣病発症のリスクの低減
気分転換やストレス解消の効果があります。
10分であれば、ちょっとした隙間時間に取り入れることができますし、苦なく始めることが可能なはずです。
まずは、日々の生活の中で「プラス10」を作り出す努力をしてみましょう。

 

コロナ禍でも安心!オンラインウェルネスBRSTでプロのアドバイスで運動不足を改善

リーモートワークで運動不足になる原因と日常に簡単な運動を取り入れることで解消する方法を解説してきましたが、企業として従業員の健康を考える際のお役に立てればと思います。

では、どうやって会社として従業員の健康に向き合っていくか考えた場合に
総務が従業員の健康を管理することが多いと思いますが
従業員の運動不足がわかってもアドバイスすることは難しいと思います。
そんな時に、おすすめしたいのがオンラインウェルネスサービスBRST(ブレスト)です。
BRSTは、オンラインを通して、リモートワークの従業員にプロのコーチがアドバイスをしてくれます。
ヨガやストレッチ、筋トレなどお好みのメニューの中からお選びいただけますし
その道のプロからアドバイスしてもらえるので、ひとりで運動するよりも遥かに効果が期待できます。

是非、BRSTを従業員の健康作りにお役立てください。

 

BRST COLUMN編集チーム・片桐
公務系労働組合で、総務、労務、庶務、秘書など総合職として多岐に渡り経験し
現在は、HANGOUT COMPANYの秘書として総務周りから雑用と幅広い分野を担当しています。
健康経営アドバイザーの資格を取得し健康についても勉強しています。
元気に健康にいつまで経っても若々しくがモットーなので
趣味がウォーキングとロードバイクで休日はもっぱら出かけています。