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マインドフルネスヨガとは?一般的なヨガとの違いやその効果などを解説

ヨガ

メンタルヘルスケアやウェルネスに関心の高い企業で、マインドフルネスを研修に取り入れたり、社内に専用スペースを設けたりするなど、マインドフルネスへの関心が高まっています。

マインドフルネスヨガは、ヨガというフィジカルのアプローチを加え、心身双方への効果が期待できます。マインドフルネスヨガとはどんなものか、活用するポイントなどを解説します。

この記事を読んで欲しい人
・メンタルヘルスケアの導入を検討しているベンチャー、中小企業の経営者、HR担当者
・組織活性化の新たな取り組みを模索しているベンチャー、スタートアップの経営者、HR担当者

マインドフルネスとマインドフルネスヨガ

(1)マインドフルネスとマインドフルネスヨガの違い

マインドフルネスとは、今この瞬間の経験に注意を向ける心理プロセスをさします。瞑想などの訓練によって、現在の自分自身の精神状態に深く意識を向け、評価や感情にとらわれない状態に達することをめざします。もともとは仏教用語を英訳した言葉であり、仏教的な瞑想に由来する概念です。

もともとは宗教的な修行から生まれたものですが、マサチューセッツ大学医学大学院のジョン・カバット・ジン教授によって宗教から切り離され、ストレス、悩み、痛み、病気などに対応する心的技法として確立されています。

人間の不安は、脳の扁桃体という部位の活動によって生じます。マインドフルネスによって扁桃体の活動が沈静化するという研究結果が報告されています。うつ病や不安障害などの治療に活用されています。従業員の健康管理や生産性向上に先進的な取り組みを行っている企業では、ストレス軽減や集中力アップのために社員研修にとりいれたり、社内に専用スペースをもうけたりしています。

ヨガ本来の動きで得られる身体や心の感覚は、マインドフルネスがめざす自分の心身に意識を向け、この瞬間に何が起きているのかに気づいていくことにも効果的です。そのため、マインドフルネスヨガのセッションは、ヨガの中でも難易度が高くない、ゆったりとしたポーズで構成されます。

 

(2)マインドフルネスヨガの特徴、一般的なヨガとの比較

マインドフルネスヨガと一般的なヨガの間には、目的に応じたメソッドの違いがあります。前述の通り、マインドフルネスヨガは心身の状態を観察することが目的であり、身体の感覚を観察しやすいよう、シンプルで難易度が高くないポーズが採用されます。一般的なヨガには柔軟性や筋力を鍛える目的があり、ある程度の運動強度が求められます。

  マインドフルネスヨガでは、できないポーズがあっても身体的な無理をしないよう指導され、「あるがままの自分」を肯定的に受け入れるセルフコンパッションが推奨されます。その状態で起きるネガティブな感情や考えも、ありのままに観察するのがマインドフルネスヨガの特徴です。

ヨガ自体が非常に奥の深いものであり、最近では目的に応じたさまざまなヨガのメソッドが用意されています。また、ヨガを行う時間帯などで効果も変わってきます。

>ヨガの福利厚生に取り入れることを検討している企業の経営者、担当者はこちら
【企業向け】福利厚生で利用できるヨガの料金や導入メリットを解説https://brst.work/column/welfare-3/

 

(3)マインドフルネスってどんな効果がある?

マインドフルネスヨガを通して、体の感覚に意識を向け、自分自身の感覚や感情をありのままに観察する体験ができます。この体験こそがまさにマインドフルネス、すなわち「今、この瞬間に起こっていることへの集中」であり、不安やストレスを軽減させる効果が期待できます。

マインドフルネスをヨガと組み合わせることで、より体の感覚に意識を向けやすくなります。また、副次的な効果として、健康増進やリラックス効果も期待できます。

 出典:「マインドフルネス」とは?めい想の方法・効果と「呼吸のめい想」のやり方(NHK健康チャンネル)
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_699.html

 

マインドフルネスヨガの効果

マインドフルネスヨガでは、マインドフルネスとヨガの両方の効用が期待できます。

 

 (1)感情をコントロールできる

扁桃体が過剰に活動すると、人は強く不安を感じるようになります。前述の通り、マインドフルネスには、扁桃体の過剰な活動を抑制する効果があることが科学的に検証されています。「今のこの瞬間の状態への集中」で、ビジネスパーソンが抱える仕事の評価や成果に対する不安などのマイナスの感情を一時的に手放すことができます。現在の状況と自分自身の心のあり方を観察することで、自分の感情を理性的にとらえられるようになり、自分ではコントロールできない、心の葛藤から解放されます。

 

(2)リラックスしてストレスを解消できる

ヨガのポーズと呼吸法はリラックス効果があると言われています。また、マイナスの感情や葛藤を一時的に手放すことで感情がリセットされます。体に意識を向けることに重点を置き、難易度の高いポーズがないマインドフルネスヨガでは、より高いリラックス効果が期待できます。ご存じの通り、フィジカルからのリラックスも、ストレス解消には効果的です。メンタルとフィジカル両面からのストレスの軽減を期待できます。

 

(3)脳の活性化、集中力アップ

マインドフルネスによる刺激は、脳が新しいネットワークを形成し、発達していく神経可塑性という効果につながることが科学的に立証されています。マインドフルネスで脳をトレーニングすることで、脳の成長が止まったと言われている大人でも、脳のネットワークを変化させることができます。マインドフルネスによって脳は活性化し、脳が健康である限り、能力を向上させることができるということです。この変化には、先天的な能力や年齢は関係ないと言われています。

 固定観念や偏見などの無意識バイアスを取り除き、新たな発想を生む力や高い集中力を生めるようになります。

マインドフルネスヨガの取り入れ方

ヨガ以外のトレーニングでも同じことが言えますが、姿勢や呼吸法によって得られる効果がまったく違ってきます。期待したような効果があがらないだけでなく、我流のクセがついてしまうと体の歪みにつながることもあります。最初は専門知識をもったインストラクターが指導するセッションに参加するのがお奨めです。

  適切な指導を受けて正しい姿勢や呼吸法を身につけられれば、テレワークのスキマ時間などでもできるようになります。集中力が途切れたり、ストレスを感じたりしたときに、メンタルとフィジカルのメンテンスができるので仕事の効率もあがりますし、自分自身の健康を保つことにもつながります。

 オンラインフィットネスBRSTでは、一日の始まりの時間帯のマインドフルネスヨガ、就寝前の夜ヨガなど、働く人のライフサイクルにあわせたライブセッションを用意しています。

>セルフマネージメント力を高めるマインドフルネスヨガ(20分)
https://brst.work/session/210/

 >質の良い睡眠へ導く夜ヨガ(30分)
https://brst.work/session/286/

 

勘違いされることもあるマインドフルネスヨガ

マインドフルネスは瞑想やヨガを活用するため、スピリチュアルな印象を強く持たれることがありますが、科学的にも効果が証明されたメソッドです。マインドフルネスのための瞑想は宗教的な概念とは関係なく、「今この瞬間」に向けて意識を集中するための手法です。

マインドフルネスヨガも同じく、ヨガの姿勢や呼吸法を活かして、自分の心身に集中しやすい状態をつくるよう考案されたものです。マインドフルネスヨガでメンタルをリセットすることで、仕事にも生活にプラスの影響があると考えられます。

実際にヨガや瞑想のセミナーやサークルに参加してみたら、宗教団体の勧誘を受けたという話もあり、トラブルに発展するケースも少なくありません。そうした悪質な勧誘の手口が、マインドフルネスやヨガに対するネガティブな印象を生んでもいます。トラブルに巻きこまれないためにも、マインドフルネスヨガに限らず、初めて参加する会合やサークルについては、主催者や運営元をしっかり確認する習慣をつけましょう。

マインドフルネスヨガはセッションから入るのがお奨め

マインドフルネスヨガの目的は、フィジカルではなく、「今この瞬間」の自分自身の状態に気づいていくことです。ヨガのポーズ自体がシンプルということもあり、独学でも入りやすいと感じる方も多いでしょう。しかし、マインドフルネスの目的や考え方を正しく理解できないと、単なる初心者向けのヨガになってしまいます。

 もし、これからマインドフルネスヨガを始めたいと考えていらっしゃるなら、最初は専門知識を備えたインストラクターの指導を受けることをお奨めします。マインドフルネスだけでなく、ヨガの効用、奥深さ、効果的な取り入れ方など、ヨガを楽しめる知識も教えてもらえるでしょう。せっかくですから流行に乗っかるだけでなく、マインドフルネスを、メンタルヘルスケアのための習慣として身につけられるとよいと思います。

 自宅で手軽に始められるオンラインフィットネスBRSTなら、法人会員としてのご利用でテレワーク中の社員の健康管理やメンタルヘルスケアにも効果的です。

 

BRST COLUMN編集チーム Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心にアニメ・マンガ、車から美容・健康まで対応!コロナ禍での運動不足から、ウェルネス習慣、おうちフィットネスへの関心が爆上がり中。